【現役SEが解説】SIerとSES、客先常駐の違いと実態について

Engineer

「SIerとSES、客先常駐の違いって何?」
「エンジニアに就職や転職を考えている」
「ブラック企業に入って失敗したくない」

こんな悩みをお持ちの方におすすめの内容です。

本記事を読むと

  • SIerとSES、客先常駐の違いが理解できる
  • 就職や転職をする際に見るべきポイントがわかる

僕自身SIer企業に勤務して2年目になります。
また、業務形態も客先常駐なので、実体験や同期や同業者からの話などを元に紹介していければなと思います。

エンジニアへの就職や転職を考えている人の参考になれば幸いです。

目次

1. SIerとSES、客先常駐の違いとは

1. SIerとSES、客先常駐の違いとは

まずは簡単に説明から

SIer  :システムインテグレーターの略称
SES  :システム開発や保守における委託契約の一種
客先常駐:働く場所が客先であること

では具体的にどういった内容なのか。

SIer(エスアイヤー)

システムインテグレーション(SI)を行う業者、つまりシステムインテグレーターの略称です。

そもそもシステムインテグレーションとは?

顧客(クライアント)の要望に応じて、ソフトウェアの設計や開発、運用などを請け負うことです。企業によってはコンサルティングも実施している場合があります。

より具体的に知りたい方は、下記を参考にしてみてください。

SES(エスイーエス)

システム・エンジニア・サービスの略称でソフトウェアやシステムの開発や保守をしていく上で必要なエンジニアを必要な期間契約する委託契約の一種です。

例)月160時間〜200時間で100万円
このように案件ごとに異なるので同じ会社でも時間が変わったりします

下記の図の二次請けや三次請けの契約に扱われることが多いです。
特に三次請けや場合によっては四次請けなどはほぼSESと言っても良いかもしれません。

SIer仕組図

引用元:https://furoshotoku-blog.com/distribution-of-it-business/

より具体的に知りたい方は「SESとは?「闇が深い」「やめとけ」と言われる理由や働くメリットを解説」を参考にしてみてください。

客先常駐

SES=客先常駐と認識している方もいるかもしれませんが、そうではありません。
あくまで、客先常駐とは「働く場所が客先である」だけです。
これは大手SIerでもフリーランスでも客先常駐は多くいます。

確かにSESの多くは客先常駐ですが100%そうではないので、認識しておきましょう。

また、SESや客先常駐はブラックだと一概に言われていますが、実際そんなこともないです。
もちろんフェーズによって残業時間や作業量は変わってきます。
ですが僕自身は残業時間の月平均が20~25時間程度なので、企業や個人によるかなと思います。

僕が実際に工夫したり、作業が効率化したものをまとめているのでよかったらどうぞ。

また、近年は働き方についてどの企業もかなり厳しくしてきているので、有給が取りたいのに取れないといった事象はあまり聞いたことがないです。

2. 就職や転職する際に見るべきポイントとは

2. 就職や転職する際に見るべきポイントとは

ここまで、それぞれの違いについて紹介してきましたが、
実際にどう見分ければいいの?
気をつけるべきポイントがみなさん知りたい部分かなと思います。

ズバリ見分けるべきポイントは2つです。

  • 自社開発をしているか否か
  • 企業の構図として何次請けの箇所に該当するか

具体的に説明していきます。

自社開発をしているか否か

まずはここが一番わかりやすいかなと思います。
その名の通り、自社で全て完結するのでハズレを引いてしまう確率が減ります。
自社開発だから一概に良いとは限りませんが、1つの参考になるかと思います。

企業の構図として何次請けの箇所に該当するか

ここも重要なポイントになります。
SESの説明の際に使用した画像にある通り、請負が上位であればあるほど多くもらい、二次請け三次請けに流れていくので必然的に報酬も下がっていきます。

なので、その企業が業界のどの位置にいる場合が多いのかよく調べることをお勧めします。

3. SIerやSESにもメリットはある

3. SIerやSESにもメリットはある

ここまで、SIerやSESを見極めるポイントを説明してきましたが、そもそもメリットももちろんありますので、安心してください。

主なメリットは以下かなと。

  • ハードルが低くエンジニアのスタートとしては入りやすい
  • 多くの業界や企業、案件に携われる
  • スケジュール管理能力や顧客折衝能力がつく場合も

ハードルが低くエンジニアのスタートとしては入りやすい

競争が激しい自社開発に比べて、未経験からでも採用されやすいです。
実際、どこの会社も人が足りていないのが現状です。
ここでまずはエンジニアのキャリアを積んで、転職も一つの手かもしれないですね。

多くの業界や企業、案件に携われる

僕自身も実感していることなのですが、客先には多くの他社の社員の方が同じように客先常駐していて、一緒に仕事をしていくことも少なくありありません。

また、案件単位での契約の場合は、案件終了後に違う業界や会社に異動して異なる顧客と関わっていくことがあるので「いろんな案件を経験したい。」という人にはいいかと思います。

スケジュール管理能力や顧客折衝能力がつく場合も

これはSIerになってきますが、多くの企業は要件定義から設計、開発、テスト、保守など一貫して行う場合があります。

その場合、スケジュール管理が非常に重要になります。また、何かしらの要因で遅れが出てきてしまったり、急な追加要件が入ってきたりなんてことがザラにあります。そんな時は顧客と折衝していく必要があります。

その辺りのプロジェクト管理やコミュニケーション能力が向上していくのも大きなメリットかと思います。

まとめ

まとめ

いかがでしたか?
僕の実際の経験や関係者の話などを参考に話してきました。

これからエンジニアを目指す人や就活・転職活動中の方の参考に少しでもなれたら嬉しいです。

SIerやSESについて見極めさえしっかりできれば得られるものはあります。
ですので、この記事をきっかけにより具体的に調査したり、実際に気になる企業のホームページを見に行って自分なりの答えを見つけてください。

とにかく行動です。自分なりに徹底的に調べて落とし込みましょう。

人気記事【テレワーク必見】2020年に買って仕事が効率化したグッズ10選

人気記事今日からできる社会人の時間の作り方10選【時間は自分で作り出そう】